- Visaタッチ決済は使えば使うほど手放させなくなる
- VISAタッチ決済とは?使うと手放せない
- VISAタッチ決済を利用する前に確認する2つのこと
- VISAタッチ決済のメリット
- VISAタッチ決済のデメリット
- モバイル・ウェアラブル端末で利用できる
- VISAタッチ決済の使い方
- VISAタッチ決済の使える場所
- VISAタッチ決済のキャンペーン
- VISAタッチ決済でポイントを貯められるの?
- VISAタッチ決済に対応したカードの作り方
- VISAタッチ決済対応のスマートフォン・スマートウォッチ
- Google Pay対応カード
- Visaタッチ決済に特化した指輪
- VISAタッチ決済が使えないときはiD決済がおすすめ
- VISAタッチ決済Q&A
- まとめ
Visaタッチ決済は使えば使うほど手放させなくなる
今回はVisaタッチ決済で悩んでいる方に解決できる内容をご用意しました。
・VISAタッチ決済に対応しているカードを知りたい
・VISAタッチ決済の使い方と使える場所は?
・お店でVISAタッチ決済が使えないときは?
この記事で紹介する「VISAタッチ決済」を知ることで、初めての方でもスムーズに決済できます。
実際にわたしは「VISAタッチ決済」を使ってなかったです。
ところが、三井住友カードNLのVisaタッチ決済を利用する機会があり日常利用するまでになりました。
私にとってVisaタッチ決済は、ポイントをたくさん貯められる生活になくてはならない決済方法です。
管理人の三井住友カード利用履歴
この記事の前半では「VISAタッチ決済の使い方」について、後半では「VISAタッチ決済対応クレジットカード」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
「もくじ」はこちらをタップ
1. VISAタッチ決済とは?使うと手放せない 1-1 Visaタッチ決済はどんなサービス? 1-2 VISAタッチ決済3つの支払い方法 1-3 VISAタッチ決済の利用上限金額 1-4 これからのVisaタッチ決済はどうなる? ・公共交通機関によるVisaタッチ決済実証実験 2. VISAタッチ決済を利用する前に確認する2つのこと 2-1 非接触対応マークの付いたクレジットカードを作る 2-2 店舗に掲示されたVisaタッチマークを探す 3. VISAタッチ決済のメリット 3-1 スピーディーな支払いができる ・面倒な面倒なサイン・暗証番号の入力が不要 ・コンビニ等の少額決済に便利 4. VISAタッチ決済のデメリット 4-1 日本国内ではまだ使える店舗が少ない点 ・他の電子マネーやタッチ決済の状況は? 4-2 カードを紛失・盗難されたら不正利用されることも ・サインレス決済には金額上限がある場合 5. モバイル・ウェアラブル端末で利用できる 5-1 セキュリティが高く安心安全 5-2 海外でも使える 6. VISAタッチ決済の使い方 6-1 レジで「VISAタッチ決済」を利用すると伝える 6-1-1 店員さんにうまく伝わらない理由は端末の仕組みにある 6-2 リーダーに決済するカードや端末をかざす 6-3 決済音や、レジの画面で「支払い完了」と表示されると完了 6-4 サイン、暗証番号は不要 6-5 Visaタッチ決済が非対応でもVisaカードや他の電子マネーを使える 7. VISAタッチ決済の使える場所 7-1 Visaタッチ決済は日常利用がおすすめ 7-2 Visaタッチ決済が利用可能な店舗一覧 ・スーパーマーケット ・コンビニエンスストア ・薬局 ・飲食店 ・デパート・ショッピングセンター ・小売り・サービス ・交通・旅行 7-3 交通系でもVisaのタッチ決済の利用が可能に 7-4 Visaタッチ決済は海外旅行でも便利! 8. VISAタッチ決済のキャンペーン 9. VISAタッチ決済でポイントを貯められるの? 10. VISAタッチ決済に対応したカードの作り方 11. VISAタッチ決済対応のスマートフォン・スマートウォッチ 11-1 Apple Pay対応カード 11-2 Google Pay対応カード 11-3 Garmin Pay対応カード 11-4 Fitbit Pay対応カード 12. Visaタッチ決済に特化した指輪 12-1 「EVERING」エブリング 13. VISAタッチ決済が使えないときはiD決済がおすすめ 13-1 ポストペイ型iD 13-2 プリペイド型iD 13-3 デビット型iD 13-4 三井住友カードならVISAタッチ決済とiDの両方が使える ・Visaタッチ決済とiDの違いとは? ・Visaタッチ決済と iDの共通点 ・Visaのタッチ決済とiDはどっちがおトク?ポイント還元率は? ・iDのポイント事情 ・Visaタッチ決済のポイント事情 ・Visaタッチ決済とiDを利用するなら三井住友カードNLがおすすめ 14. VISAタッチ決済Q&A 14-1 Visaタッチ決済のおすすめカードを知りたい 14-2 Visaタッチ決済は安全ですか? 14-3 Visaタッチ決済で支払う方法と店員さんへの伝え方は? 14-4 Visaタッチ決済はコンビニで使えるの? 14-5 Visaタッチ決済はスマホでも使えるの? 14-6 デビットカードでもVisaタッチ決済は使えるの? 14-7 Visaタッチ決済とiDの違いは? 15. まとめ
VISAタッチ決済とは?使うと手放せない
お店でお買い物をするときは、現金払いより非接触型決済の「Visaタッチ決済」がおすすめです。
なぜなら、決済スピードと衛生面、ポイント還元によりメリットが多いからです。
「Visaタッチ決済」は、強固なセキュリティを持ちながら、サインレスでスピード決済できるので利用者とお店の両方にメリットがあるのです。
さらに「Visaタッチ決済」を利用するとクレジット会社からポイント還元を受けられます。
今まで現金払いをされていた方は「Visaタッチ決済」を支払い手段にすることをおすすめします。
Visaタッチ決済はどんなサービス?
Visaタッチ決済は、Visaが提供している国際規格「NFC Pay」を採用した非接触型決済です。
以前は「Visa payWave」というサービス名でした。
過去に日本国内向けに提供していた「Visa Touch(ビザ タッチ)」は名前が似ていますが別のサービスです。
Visaのタッチ決済は、対応リーダーにVisaタッチ決済対応カードまたは、スマートフォンやスマートウォッチをかざすだけで支払い完了できるのです。
Visaタッチ決済の特長
Visaタッチ決済の特長はセキュリティに関する下記の4つ。
使うことで安心安全な決済とわかると思います。
・一定金額を超える支払いは、暗証番号の入力または、サインが必要。
・交通系の電子マネーのように、サインや暗証番号入力が不要。
・Visaタッチ決済はカードの受け渡しが必要ないためスムーズな会計。
・カード情報が窃取される可能性が低いため安全性が非常に高い。
おすすめのVISAタッチ決済対応のカードは三井住友カードNL
Visaタッチ決済対応のカードは三井住友カードNLが断然オススメです。
三井住友カードNLのおすすめ内容を確認していきましょう。
- 年会費無料
- 即日発行可能
- カード券面にカード番号やセキュリティコードの記載がないので安心安全
- SBI証券の投資信託をクレジットカードで積立てできる
- 利用金額に応じて年会費無料のゴールドカード招待あり
- ポイント還元が最大+5%還元
わたしは、公共料金とクレジットカード積み立て、生活費をVisaタッチ決済利用することで、年会費無料のゴールドカードの発行条件を満たしています。
決済を1つのカードに集中させることで、ポイントをおトクに貯めながらステータスカードの招待が届くので嬉しいメリットです。
VISAタッチ決済3つの支払い方法
Visaタッチ決済対応カードは、プリペイド型、ポストペイ型、デビット型の3タイプから選べます。
3つの支払い方法 | 詳細 |
プリペイド型 (Visaプリペなど) |
事前にチャージが必要。 チャージ金額以上は使えない反面、無駄遣いを抑えられるメリットあり。 |
ポストペイ型 (三井住友カードNL) |
クレジットカードと紐付けられており、支払った金額は後日まとめて引き落とされる。 後払い式のため、手持ちのお金がなくても使うことが可能 |
デビット型 (SMBCデビットカード) |
利用した時点で銀行口座から直接引き落としされる。 支払いと残高がすぐに連動するので、お金の管理がしやすい |
プリペイド型なら「Visaプリペ」、ポストペイ型は一般的なクレジットカードである「三井住友カードNL」、デビット型なら「SMBCデビット」となります。
VISAタッチ決済の利用上限金額
Visaタッチ決済の場合、セキュリティ上の問題から、1万円を超える利用はサインか暗証番号の入力が必要です。
暗証番号の入力が必要なお取引は、Visaのタッチ決済ではなくクレジットカード決済になるので把握しておきましょう。
参考記事:三井住友カード
注意点は、暗証番号が必要な取引はVisaタッチ決済が使えないことです。
Visaタッチ決済は高額決済に対応していませんので、利用シーンを考えなければいけません。
これからのVisaタッチ決済はどうなる?
Visaタッチ決済の普及している国の決済比率は90%を超えています。
そのため日本国内もタッチ決済比率が上がると考えられます。
理由は、マイナンバーカード普及に伴う、マイナポイント還元です。
マイナポイントは電子マネーがなければ受け取ることができません。
そのため電子マネーが普及するためタッチ決済も認知される社会となるでしょう。
2020年VISAのデータ引用
世界におけるVisaのタッチ決済の普及状況
Visaのタッチ決済は、全世界で広がりを見せています。
世界200の国と地域で利用が可能で、
現在全世界のVisaの対面決済に占めるVisaのタッチ決済の比率は、43%となっています。
同比率が90%を超えている国には、オーストラリア、ニュージーランド、
シンガポール、スペイン、ハンガリー、ポーランド、チェコ、ルーマニア、
スロベニア、ギリシャ、ジョージア、ロシアがあり、英国、オランダ、
カナダ、台湾などでは、すでに60%を超えています。出典元:Visaホームページより
公共交通機関によるVisaタッチ決済実証実験
Visaタッチ決済を公共交通機関に導入する取り組みが2022年7月から始まっております。
Visaの発表では世界500の公共交通機関にVisaタッチ決済が導入されており一般的な乗車方法として認知されています。
アフターコロナを見据えて、日本国内でも普及が進んでいるのです。
Visa タッチ決済は、世界 500 の公共交通機関に導入されており、一般的な乗車方法として認知されていま
す(2021 年年次報告書による)。また、近年、国内においても新しい乗車方法として利用が拡大しています。
今後次第に回復が期待される域外交流人口や観光客にとって、旅行の際に便利で安心していただける環境づくりの一環として期待されています。
出典元:三井住友カードより
VISAタッチ決済を利用する前に確認する2つのこと
Visaタッチ決済を使うには2つ確認する必要があります。
1つ目は、Visaタッチ決済対応カードが必要なこと。
対応カードはプリペイド型、ポストペイ型、デビット型の3種類あるので自分にあったカードを選びましょう。
2つ目は、利用店舗にVisaタッチの電波マークが掲示されている、または利用可能な店舗か確認しなければいけません。
利用可能な店舗はこちらから確認することができます。
日常利用できるお店が多いので覚えやすいですよ!
非接触対応マークの付いたクレジットカードを作る
Visaタッチ決済対応カードは写真右上に記載されている電波マークがついています。
Visaのクレジットカードをお持ちの方は、プリペイド型、ポストペイ型、デビット型すべて同じマークが表示されているので確認してみてください。
Visaタッチ決済が搭載されていないカードはカード会社に確認してみましょう。
三井住友カードの場合は下記のような対応でVisaタッチ決済対応カードへ切替えできます。
三井住友カードのVISAタッチ決済未対応カードをお使いの方は、タッチ決済搭載カードへの切り替えはこちらから手続きできます。
店舗に掲示されたVisaタッチマークを探す
利用する店舗の入り口またはレジ付近に、Visaタッチマークが掲示されているか確認しましょう。
電波マークが掲示されていれば利用できます。
VISAタッチ決済のメリット
スピーディーな支払いができる
Visaタッチ決済のメリットは、素早く安心安全に利用できることです。
現金支払いで金銭の受け渡しをすると早くても15秒ほどかかります。
しかし、Visaタッチ決済の場合は5秒ほどで支払いが終えることができます。
面倒なサイン・暗証番号の入力が不要
Visaタッチ決済で1万円以下の決済はサインや暗証番号が不要です。
とても便利なVisaタッチ決済ですが、もしもカード本体を落としてしまうと、他人に使われてしまう可能性があります。
対策方法は、Visaタッチ決済対応カードをスマートフォンまたはスマートウォッチに登録して利用する方法です。
スマートフォンまたはスマートウォッチで利用するには、パスコードや指紋認証、顔認証で許可しなければ利用することができません。
Visaタッチ決済はとても便利なのですが、不測の事態に備えスマートフォンなどに登録して利用するようにしましょう。
コンビニ等の少額決済に便利
さきほどもご紹介したように、Visaタッチ決済は現金決済より短い時間で決済できます。
クレジットカードと電子マネーが普及した昨今、カード決済する方が増えてきました。
1万円以下の少額利用なら暗証番号やサインが不要、さらにクレジットカードのポイントを無駄なく貯められるので、時間もお金も節約することができます。
金銭・カードの受け渡しがないので衛生的
感染症対策の影響で、会計時の金銭とカードの受け渡しが激減しています。
Visaタッチ決済はカードやスマホをリーダーにかざすだけで支払いできるので衛生的です。
不要なやり取りを減らし、ニーズに合う決済手段を手に入れることは身を守ることに繋がります。
VISAタッチ決済のデメリット
日本国内ではまだ使える店舗が少ない点
Visaタッチ決済の普及が進んでいますが、利用できない店舗も多いです。
理由は、Visaタッチ決済を含む電子マネーの利用ができない店舗があるから。
非接触型決済の導入と利用には手数料が必要です。
そのため、余計な経費をかけずに現金決済を選択する経営者が多いのも事実です。
他の電子マネーやタッチ決済の状況は?
マイナンバーカードのマイナポイント事業が功を奏し、電子マネーが普及しました。
その内容は、マイナポイントの受け取りに電子マネーが必要だったから。
簡単で便利なはずの電子マネーですが、多くの方がマイナポイントの受取り方法や利用方法がわからなく「電子マネーは面倒だ」と不満の声が多かったのも事実です。
さらに、電子マネーを導入した店舗が、電子マネーの利用手数料が高いという利用から現金払いに逆戻りする事例も多くニュースで取り上げられたのは記憶に新しいです。
カードを紛失・盗難されたら不正利用されることも
Visaタッチ決済は1万円以下の利用だとサインと暗証番号が不要です。
そのため、Visaタッチ決済のカード本体を落とすと、他人に使われてしまう可能性もあります。
対策方法は、Visaタッチ決済対応カードをスマホもしくはスマートウォッチに登録して利用する方法。
スマホで利用するにはパスコードや指紋認証、顔認証で許可しなければ利用できません。
スマートウォッチで利用するには、1日に1度、パスコード入力または、紐つけられたスマートフォンのロックを解除をすると、腕につけている間は追加認証は不要。
Visaタッチ決済は便利なのですが不測の事態に備えるため、スマートフォンなどに登録して利用しましょう。
サインレス決済には金額上限がある場合
前述のとおり、Visaタッチ決済は1万円以下が対象です。
なぜかと言うと、1万円以上の決済はVisaタッチ決済ではなくクレジットカード利用になるため暗証番号かサインが必要だからです。
もしものときのために暗証番号を確認しておきましょう。
モバイル・ウェアラブル端末で利用できる
Visaタッチ決済はスマートフォンまたはスマートウォッチにカード情報を連携し利用することができます。
連携できる端末と決済名は下記のになります。
端末 | 決済名 |
iPhone Apple Watch |
Apple Pay |
Android | Google Pay |
Garmin | Garmin Pay |
Fitbit | Fitbit Pay |
Visaタッチ決済対応カードをお持ちの方は、利用す端末に対応しているか確認しましょう。
iPhoneとAndroidはVisaタッチ決済対応カードのラインナップが豊富です。
しかしGarminとFitbitはVisaタッチ決済対応カードが少ないので注意してください。
リンク:Visaのタッチ決済
Garmin Pay 対応カード |
Fitbit Pay 対応カード |
|
Sony Bank WALLET | 〇 | 〇 |
Visaデビットカード (PayPay銀行) |
〇 | 〇 |
三菱UFJ-VISA デビットカード |
〇 | 未対応 |
セキュリティが高く安心安全
Visaタッチ決済を使うことでカードの不正利用を防げます。
理由は、カードの受け渡しする機会をないので、クレジットカード情報が抜き取られないからです。
万が一、カードのICチップ情報を読み込もうとしても、Visaが採用しているICチップ搭載クレジットカードの統一規格「EMV」により、ICチップ情報が暗号化されているため抜き取れないのです。
しかし、Visaタッチ決済を1万円以上利用する際に暗証番号の入力を求められますが店員にカードを渡す必要はありません。
そのため、他人にカード情報を盗まれるリスクがとても低く、個人情報を守りたい人に適しているといえます。
海外でも使える
Visaタッチ決済は2019年の時点で世界200の国と地域で導入されています。
海外旅行や海外出張の際に利用できるので大変便利です。
Visaタッチ決済は、国際標準規格の「NFC(Near Field Communication)」を採用しています。
ニューヨークやロンドン、ミラノ、フィンランド(ヘルシンキ)、ベルギー(ブリュッセル)シンガポール、オーストラリア、ブラジル(リオデジャネイロ地下鉄)等の交通機関で利用可能。
交通ICカードと同じようにクレジットカードを端末にタッチするだけで乗車できるので、切符を用意することなく交通機関を利用できます。
前述の通り、Visaタッチ決済はセキュリティが高いので海外旅行や海外出張の際にお勧めです。
しかし、海外ではVisaタッチ決済上限額は低く設定されているので覚えておきましょう。
参考記事:VISAのタッチ決済は海外でも使える国際標準規格のキャッシュレス決済
VISAタッチ決済の使い方
Visaタッチ決済を利用するには2つ確認する必要があります。
1つ目は、Visaタッチ決済を利用する対応カードが必要なこと。
2つ目は、利用店舗のレジ付近にVisaタッチの電波マークが掲示されているか確認することです。
レジで「VISAタッチ決済」を利用すると伝える
会計の際に店員さんへ「Visaタッチ決済で」と伝えましょう。
中には電子決済に詳しくない店員さんもいらっしゃいます。
そのときは焦らずVisaタッチの電波マークが掲示されていることを伝えてください。
ほとんどのお店でクレジットカード決済をお願いするとVisaタッチ決済が利用可能なのですが、レジの決済端末の仕様によっては、クレジットカード決済で対応できないこともあります。
店員さんにうまく伝わらない理由は端末の仕組みにある
日々、レジで決済対応している店員さんでもタッチ決済の仕組みを理解できていないことがあります。
なぜかと言うと、レジ端末の仕組みは、タッチ決済の受入方法が2通りあるからです。
タッチ決済の種類は、磁器クレジットカードとICクレジットカードとタッチ決済に対応した「3面待ち」と、クレジットカードとタッチ決済が分けられている「2面待ち」の2種類があります。
ほとんどのお店で「2面待ち」が採用されており、クレジットカード決済とタッチ決済の操作が分かれているため、店員さんがクレジットカード決済を選択するとタッチ決済が使えないのです。
日本クレジット協会(JCCA)では、受け入れるカードによって操作するボタンを変える必要のない「3面待ち」を推奨しています。
そのため、「3面待ち」のレジ端末が普及されるのでタッチ決済は利用しやすくなると推測できます。
リーダーに決済するカードや端末をかざす
購入商品と購入代金に相違がないか確認しリーダーにタッチ決済しましょう。
スマートフォンの場合は、利用前にパスコード解除や生体認証が必要ですので操作が必要です。
決済音や、レジの画面で「支払い完了」と表示されると完了
決済処理が完了すると、決済音やレジ画面で通知されます。
レシートが出力されますので必要に応じて持ち帰りましょう。
サイン、暗証番号は不要
Visaタッチ決済の利用上限額は1万円以下となります。
Visaタッチ決済が使える条件ですとサインと暗証番号は不要です。
Visaタッチ決済が非対応でもVisaカードや他の電子マネーを使うことができる
三井住友カード(提携カードをのぞく)の場合、iDやApplePay、GooglePayが対応しているのでいざという時に多くの決済に対応可能です。
VISAタッチ決済の使える場所
Visaタッチ決済は世界中で利用きるのですが、利用できるお店が限られています。
利用可能な店舗は、Visaの公式サイトで紹介されており業種別で確認することができます。
公式サイトではチェーン店を中心に使える店舗を紹介していますが、店頭入口やレジの近くにVisaの電波マークがあれば、Visaタッチ決済を使うことができます。
業界 | 店舗例 |
スーパー | イオン・イトーヨーカドー マックスバリュ・ダイエー |
コンビニ | セブン-イレブン・ローソン ファミリーマート・ミニストップ |
ドラッグストア | ウエルシア薬局・ミネ薬局 |
飲食店 | 餃子の王将・マクドナルド すき家・タリーズコーヒー |
ショッピングセンター | イオンモール・京王百貨店 マルイ・六本木ヒルズ |
小売り・サービス | 郵便局・ケーズデンキ しまむら・東急ハンズ |
交通・旅行 | 関西国際空港・茨木交通 福島交通・会津バス |
Visaタッチ決済はいろいろな業界で導入されているので、スムーズに決済できるようチェックしておきましょう。
Visaタッチ決済は日常利用がおすすめ
Visaタッチ決済は、現金決済よりスピーディー&ポイントが貯まりおトクなので日常利用がおすすめです。
なぜかというと、Visaタッチ決済はセキュリティが高く不正利用を防げるので安心安全に使うことができるからです。
そのうえ誰にもカードを手渡す必要がなく、カード番号やセキュリティコードを見られることもなし。
さらに暗証番号入力が不要なので、大事な暗証番号を周りから覗き見される心配もありません。
Visaタッチ決済が利用可能な店舗一覧
Visaタッチ決済を使える店舗を一覧にしました。
(2022年11月1日現在)
交通系でもVisaのタッチ決済の利用が可能に
2025年を目途に公共交通機関でVisaタッチ決済が拡大する予定です。
どのような計画かと言いますと、Visa(ビサ・ワールドワイド・ジャパン)は三井住友カード等と協力し航空機とタクシーを除く、路線バス、鉄道や地下鉄、フェリーなどの公共交通機関にVisaタッチ決済を導入するため実証実験が始まっています。
関連記事:Visaのタッチ決済で乗車!?バスや電車でもVisaのタッチ決済がお得!
Visaタッチ決済は海外旅行でも便利!
2020年のVISAのデータでは、スイスやオーストラリアをでのVISAタッチ決済普及率が90%を超えております。
多くの国で60%を超える普及率となっており、世界中のVISA加盟店でVISAタッチ決済が利用可能です。
海外で利用の際はVisa contactlessと伝えなければ伝われないので覚えておきましょう。
VISAタッチ決済のキャンペーン
通年キャンペーンといえば三井住友カードNLのコンビニ各社と飲食店の利用で5%還元がおすすめです。
VISAタッチ決済でポイントを貯められるの?
VISAタッチ決済対応カードにもよりますが、ポイントを貯めることができます。
三井住友カードNLの場合、コンビニ各社と飲食店の利用で+5%還元されます。
VISAタッチ決済に対応したカードの作り方
VISAタッチ決済対応カードのおすすめは下記を満たしていると便利です。
- 年会費無料
- ポイント還元率が高い
- スマホのウォレットに登録できる
- Visaタッチ決済以外の利用も可能
- セキュリティが高い
- 利用限度額に応じて年会費無料のステータスカードを持てる
上記を満たすクレジットカードは三井住友カードやエポスカード、イオンカードに絞られてきます。
しかし、ライフスタイルによっては航空系のANA、現金派の方はVISAデビットカードの選択になります。
- 三井住友カード (NL)
- エポスカード
- イオンカードセレクト
- 楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカード
- P-oneカード<Standard>
- Visa LINE Pay クレジットカード
- ドコモのクレジットカード(dカード・dカードGOLD)
- ANA VISAカード
- JALカード Visa、JAL東急カード
- JALカード navi学生専用
- PayPay銀行 Visaデビットカード
VISAタッチ決済対応のスマートフォン・スマートウォッチ
スマートフォンやスマートウォッチでもVisaタッチ決済が利用できます。
ApplePayとGooglePayに対応している発行会社は多いのですが、GarminPayとFitbitPayに対応している発行会社は少ないので確認が必要です。
Apple Pay対応カード
VisaのApple Payは、下記の発行会社から発行されたカードのみ対応しています。
Apple Payの詳細はこちら
*2022年3月現在(五十音順)
ア行 | アプラス 出光クレジット エポスカード エムアイカード オリエントコーポレーション |
カ行 | クレディセゾン |
サ行 | 静銀セゾンカード ジャックス セブンCSカードサービス |
タ行 | 大和ハウスフィナンシャル 高島屋ファイナンシャル・パートナーズ |
ハ行 | ビューカード |
マ行 | 三井住友カード |
ヤ行 | 横浜銀行 |
ラ行 | 楽天カード りそなカード《セゾン》 |
A – Z | LINE Pay NTTドコモ SBペイメントサービス SMBCファイナンスサービス |
Google Pay対応カード
Google Payの詳細はこちら
- Sony Bank WALLET
- Visaデビットカード(PayPay銀行)
- 北國Visaデビットカード
- 北國Visa法人デビットカード
- 三菱UFJ-VISAデビットカード
- りそなデビットカード(関西みらい銀行)
- りそなデビットカード(埼玉りそな銀行)
- りそなデビットカード(りそな銀行)
- りそなビジネスデビットカード(りそな銀行)
- Visa LINE Payクレジットカード
- Visa LINE Payプリペイドカード
- エポスカード
- 三井住友カード
Garmin Pay対応カード
Garmin Payの詳細はこちら
Fitbit Pay対応カード
Fitbit Payの詳細はこちら
Visaタッチ決済に特化した指輪
「EVERING」エブリング
引用:株式会社EVERING
Visaタッチ決済と家の鍵に対応したスマートリングをご存知でしょうか?
EVERINGは充電不要のプリペイド型Visaタッチ決済に対応したスマートリング。
財布やカバン、スマートフォンなどを持ち歩かなくても、買い物や公共交通機関の利用が可能です。
プリペイドカードへのチャージは主要クレジットカードから可能。
利⽤限度額は1つのリングで100万円まで可能で、1か⽉のチャージ限度額は12万円。
注意したいのは有効期限が4年間で迎えるところ。
しかし、有効期限内に利⽤限度額を迎えたユーザーに、EVERINGが新たに届けられるサービスも提供されています。
リングサイズは18種類ラインナップされており、1度に限りサイズ交換が可能。
VISAタッチ決済が使えないときはiD決済がおすすめ
Visaタッチ決済の対応店舗でも利用できないことがあります。
理由は様々あるのですが、通信トラブルやメンテナンスの影響、リーダー端末の不調、店員さんの操作ミスなど。
このような時に、焦らず対応できるよう代替え決済を考えておきましょう。
ポストペイ型で不測の事態に対応できるおすすめカードは三井住友カードNL。
三井住友カードが発行しているプロパーカードは、iDやWAON、ApplePay、GooglePayに対応しています。
iDは、株式会社NTTドコモが運営する決済サービスです。
国内で利用できる店舗がとても多く安心です。
三井住友カードならVISAタッチ決済とiDの両方が使える
三井住友カードNLでiDを利用するにはスマートフォンが必須です。
理由はiPhoneのApplePayやGooglePay対応のスマートフォンにクレジットカードを登録する必要があるからです。
ナンバーレスクレジットカード本体にはiDが搭載されていないので、Visaタッチ決済が使えないときに備え、スマートフォンにiDを登録しておきましょう。
三井住友カードで貯められるVポイントもiDとして利用可能なのでスマートフォンに登録しておくと便利です。
Visaタッチ決済とiDの違いとは?
Visaタッチ決済とiDの違いは、iDは審査がないので即時発行が可能。
もうひとつ違う点は、利用可能店舗です。
Visaタッチ決済は、Visaタッチの電波マークが掲示された世界中のVisa加盟店舗、iDは国内を中心とした加盟店舗です。
Visaタッチ決済とiDを併用することで、利用できる店舗をカバーできてスピーディーな決済が可能です。
Visaタッチ決済と iDの共通点
共通点は「サインや暗証番号が不要でスピーディーなタッチ決済ができる」ことです。
Visaタッチ決済で利用するカードの種類にもよりますが、「万が一の紛失・盗難による不正利用の補償」も共通点となります。
自身の利用するカードの付帯内容と補償条件を確認しましょう。
Visaのタッチ決済とiDはどっちがおトク?ポイント還元率はどうなの?
Visaタッチ決済とiDは、どちらもおトク度は変わりません。
なぜかと言うと、基本的にVisaタッチ決済とiDを利用することでポイント還元されないからです。
ポストペイ型の場合、クレジットカードの付帯サービスを利用しているため、通常のクレジットカード決済と処理されます。
通常のクレジットカード利用分として引落しされ、利用額に応じてクレジットカードのショッピング扱いでポイント還元されます。
そのため、Visaタッチ決済とiD利用分のポイントは二重取りできないのでおトク度も変わらないのです。
しかし、ポイント付与には例外もありますのでご紹介していきます。
iDのポイント事情
iDを利用しても独自のポイントは付与されません。
クレジットカード利用分とiD利用分のポイント二重取りすることができないシステムです。
iDを使っても通常のクレジットカード決済よりお得にはなりません。
しかし下記のキャンペーンはポイント付与対象となります。
・クレジット会社がiD利用によるポイント付与キャンペーンを実施している場合
・iDが利用キャンペーンを実施している場合
・クレジット会社が指定する店舗でiD利用キャンペーンを実施している場合
Visaタッチ決済のポイント事情
Visaタッチ決済を利用しても、独自のポイントは付与されません。
クレジットカード利用分とVisaタッチ決済利用分のポイント二重取りすることができないシステムです。
Visaタッチ決済を使っても、通常のクレジットカード決済よりお得にはなりません。
しかし下記のキャンペーンはポイント付与対象となります。
・クレジット会社がVisaタッチ決済利用によるポイント付与キャンペーンを実施している場合
・Visaが利用キャンペーンを実施している場合
・クレジット会社が指定する店舗でVisaタッチ決済利用キャンペーンを実施している場合
Visaタッチ決済とiDを利用するなら三井住友カードNLがおすすめ
Visaタッチ決済とiD決済の両方利用することを考慮すると、三井住友カードNLにかなうカードはないでしょう。
なぜなら、Visaタッチ決済を対象のコンビニエンスストアと飲食店で利用すると+5%還元されるからです。
三井住友カードNLはタッチ決済に力をいれているので、今後のサービス強化とポイント付与キャンペーンなど期待することができます。
年会費が永年無料のためコストもかからないうえ、一定の利用金額を利用すると特典満載のゴールドカードの招待が届きます。
タッチ決済を検討中の方はこの機会に三井住友カードNLをチェックしてみることをオススメします。
VISAタッチ決済Q&A
Visaタッチ決済のおすすめカードを知りたい
三井住友カードNLはVisaタッチ決済とMastercardコンタクトレスに対応しています。
対象のコンビニエンスストア・ファーストフード・飲食店などでVisaタッチ決済を利用するとポイント最大5%還元でおすすめです。
Visaタッチ決済は安全ですか?
Visaタッチ決済はセキュリティが高く安全に利用することができます。
カードを第三者に預ける必要がなく、暗証番号やセキュリティコードなどの盗み見・スキミング被害など不正利用対策が徹底されています。
しかし、気を付けなければならないこともあります。
万が一、Visaタッチ決済対応カードを落とした場合、第三者がVisaタッチ決済を簡単に使えてしまうことです。
紛失したときは、ただちにクレジット会社へ連絡してカードを止めてもらう手続きをしてください。
Visaタッチ決済は1万円以下の支払いにのみ対応していることから、Visaタッチ決済対応カードを落としても、すぐに大きな金額の不正利用がされることは低いと言われています。
Visaタッチ決済で支払う方法と店員さんへの伝え方は?
Visaタッチ決済は、Visaの電波マークが掲示されている対応店舗で「Visaタッチで支払い」と伝えてください。
あとは端末にタッチするだけで支払い完了。
Visaタッチ決済を理解していない店員さんには「クレジットカードで」とクレジットカード支払いである旨を伝えましょう。
それでもVisaタッチ決済できない場合は「クレジットカードのタッチで」などと伝えてあげることで、ほとんどの場合対応してくれます。
Visaタッチ決済はコンビニで使えるの?
コンビニエンスストアの利用可能な店舗は、下記の通り全国をカバーしております。
さらに、Visaタッチ決済を対象の店舗で利用するとポイント最大5%還元と大変おトクです。
店舗 | ポイント最大5%還元 対象店舗 |
セブン‐イレブン | 〇 |
ミニストップ | × |
ローソン | 〇 |
ファミリーマート | 2022年12月15日で終了 |
セイコーマート | 〇 |
生活彩家 | 〇 |
ポプラ | 〇 |
Visaタッチ決済はスマホでも使えるの?
Visaタッチ決済はiPhoneとAndroid端末に設定することができます。
iPhoneはApplePay、Android端末はGooglePayに対応カードを登録することでVisaタッチ決済が利用可能です。
Visaタッチ決済対応カードをスマートフォンに登録できるか確認する必要があるので必ずチェックしてください。
デビットカードでもVisaタッチ決済は使えるの?
Visaタッチ決済はデビット型に対応しています。
主な対応カードは以下の通り。
- 三井住友銀行SMBCデビット
- Sony Bank WALLET
- Visaデビットカード(PayPay銀行)
- 北國Visaデビットカード
- 三菱UFJ-VISAデビットカード
Visaタッチ決済とiDの違いは?
Visaタッチ決済とiDは「非接触決済」のためタッチするだけで支払いが完了します。
それでは何が違うの?
大きな違いはタッチ決済規格です。
Visaタッチ決済は「NFC」という海外で広く普及している非接触決済方式。
世界中で使えるメリットがあります。
iDは「FeliCa」という日本独自の規格です。
Suicaで使われている非接触決済方式で、国内で使えるお店が多いです。
どちらもスピーディーな決済ができるので、お店や状況によって使い分けましょう。
まとめ
VISAタッチ決済は、安全便利で迅速な決済を提供してくれます。
さらに非接触型決済の技術進歩により、従来の決済手段の煩わしさを避けたいユーザーにとって、現実的な決済手段となっています。
クレジット決済で煩わしい支払い時の暗証番号入力やその他のセキュリティ確認も不要。
このようにVISAタッチ決済は、時間の節約と利便性を両立させることができます。
VISAタッチ決済が提供する多くの利点を活用することにより、迅速かつ便利に時間とお金の両方を節約できるオススメの決済方法です。