【とても大事なこと】クレジットカード不正利用対策

本記事の内容は以下になります。

クレジットカードの不正利用の現状
不正利用の手口
不正利用を見つけた際の対処法

不正利用の現状　年々増加傾向にある

不正利用の現状　年々増加傾向にある

電子決済の普及により、お手軽で便利なクレジットカードを利用する機会が増えてきております。

お手軽で便利なクレジットカードですが、盗難や不正利用の後が絶ちません。
クレジットカードも進化しておりますが、不正利用の手口も進化しております。
被害にあわないために、自分のクレジットカードのことは自分で対策しなければいけません。

クレジットカードの不正利用被害額は、近年増加傾向にあります。

下表は、過去５年間のクレジットカード不正利用額の推移をまとめたものです。

2016年 (1月〜12月)	142.0
2017年 (1月〜12月)	236.4
2018年 (1月〜12月)	235.4
2019年 (1月〜12月)	273.8
2020年 (1月〜12月)	251.0

期間利用被害額(単位：億円)

２０１６年から利用被害額が増えているのがわかると思います。

クレジットカード　不正利用の手口

不正利用の手口はざっくりこんな感じです。

クレジットカード番号等の流出
クレジットカードの紛失盗難による不正利用
店舗利用時のスキミング

それでは詳細と対策を確認していきましょう。

1.クレジットカード番号等の流出

エンボス加工という文字が浮かび上がったタイプのカードは少なくなってきております。
理由はクレジットカードの表面にはエンボス加工で様々な情報が載っているからです。

クレジットカード番号
氏名
クレジットカードの利用期限

カード決済するときは表面を見られることが多いです。
本人確認のため裏面の情報まで見られることもございます。

クレジットカード所有者の直筆サイン
クレジットカードセキュリティ３桁の数字番号
ＡＭＥＸのセキュリティ番号は４桁

個人情報がたくさん記載されているわけですから対策をしないといけません。
クレジットカードを選ぶ際はエンボスレス加工をおすすめいたします。
印字がプリントタイプのため、短時間で文字を確認することが難しくなっております。

2.クレジットカードの紛失盗難による不正利用

クレジットカードまたは、カードに記載されている情報が盗まれるということは、
泥棒さん！ご自由にお使いください！！と言っているようなものです。
これから新しいクレジットカードを申込する際は、ご利用時に暗証番号が必要な
ICチップ付きのクレジットカードをおすすめします。
ICチップタイプですと偽造されにくくスキミングされにくいのでおすすめです。

3.スキミング

磁器タイプのクレジットカードはスキミング専用の機械で、簡単にクレジットカード情報を抜くことができます。
ＩＣチップなしカードをお持ちの方はＩＣチップ付きのカードに更新してもらいましょう。

クレジットカード３Dセキュアを設定する

店舗ネットショッピングなどの不正利用対策も必要です。
クレジットカードのブランドを確認し、クレジットカード３Dセキュアの設定は必ずしておきましょう。
３Dセキュアはインターネット上でクレジットカード決済をより安全に行うために、
VISA、Mastercard、JCB、AMEXが推奨している本人認証サービスです。
各ブランド毎に名称は異なりますが、総称して「３Dセキュア」と呼ばれています。

下記にリンクをご用意しております。ブランドをご確認のうえ設定しましょう。

不正利用を見つけた際の対処法

クレジットカード会社へ利用停止手続きの連絡をする

クレジットカードの不正利用を検知すると、SMSで利用内容を連絡してくれるサービスもございます。
クレジットカードに不審な動きや不正利用の疑いを見つけたら、すぐにカード利用停止手続きをしましょう。
疑わしい状況を放置しておくと不正利用が繰り返れてしまうためすぐにカード会社へ連絡を入れることが大切です
クレジットカードさえ停止してしまえば、それ以上不正利用されることはございません。
手続きは短時間で終わることがほとんどです。