お子様も対象 マイナポイント第二弾で最大20,000円分もらえる
「公金受取口座の登録」がはじまった経緯
2020年5月、新型コロナウイルスの経済刺激策として、国民一人あたり10万円給付された「特別定額給付金」。
給付の事務費用は1400億円以上かかり、時間と手間がかかったことはニュースで連日報道されました。
紙の申請書は待っても届かなく、返送した申請書類の処理が遅れ、市区町村によっては給付まで3週間~4週間以上時間を要してしまい、生活困窮者のためにならないと批判が相次ぎました。
当時、マイナンバーカードは本人確認として利用され、マイナポータルから申込みすると、データが市区町村に届くまで5日ほどかかり、さらにデータを二人一組で目視確認する有り様。
手続きに時間がかかりすぎるため、マイナポータルからの手続きを停止し、紙の申請書で対応する自治体もありました。
給付金の手続きを短縮するため、2022年3月、マイナンバーカードを活用した「公金受取口座登録制度」の登録を開始。
「公金受取口座登録制」の登録をされた方は、マイナポイントの申請、付与が2022年6月30日からスタートしました。
記事の内容
1.「公金受取口座の登録」キャンペーン情報 2.「公金受取口座の登録」の豆知識 3.マイナポータルでできること 4.公金受取口座の登録方法 5.【まとめ】かんたんに7500円分のポイントがもらえる 6.マイナポイントの受け取り方法
1.「公金受取口座の登録」キャンペーン情報
マイナンバーカードをお持ちの方が対象
マイナポイント第二弾を受取るためには、2023年2月末までにマイナンバーカードを申込む必要があります。
マイナンバーカードを持っているだけではマイナポイントは付与されないので、マイナポータルから申込みしましょう。
キャンペーン詳細
付与ポイント | 備考 | |
---|---|---|
マイナンバーカード新規取得 マイナポイント登録利用 | 最大5000円分 | 第一弾利用済みの方は対象外。 |
公金受取口座の登録 | 7500円分 | 確定申告の際にe-taxから 登録された方も対象です。 |
健康保険証として利用申込み | 7500円分 |
マイナンバーカードの申請期限とマイナポイントの申込み期限は、ともに2023年2月末までです。
マイナポイントの受取り方法
マイナポイントの受取りには、キャッシュレス決済サービスが必要になります。
「公金受取口座登録制」の登録をされた方はマイナポイントの申請、付与が2022年6月30日からスタートします。
マイナンバーカードを持っている人も対象
すでにマイナンバーカードを取得済みで「マイナポイント第一弾」新規取得利用でポイントを受け取り済みの方は、
・健康保険証として利用申込み
・公金受取口座の登録
上記の2つが対象となり、15000円分のポイントを受け取ることができます。
マイナポイントは年齢を問わず登録が可能
お子様もマイナンバーカードをお持ちの場合、マイナポイントを申請できます。
条件はマイナンバーカード登録者(こども)と同一名義の口座をお持ちで、家族などのパソコンやスマートフォンから「公金受取口座の登録」が可能な方が対象です。
※窓口での受付も対象です。
申込み方法は、法廷代理人(両親など)がお子様に変わり、マイナポータルからマイナンバーカードを利用してお子様名義の口座を登録できます。
両親名義の口座は登録できないため注意が必要です。
登録するメリット・デメリット
「公金受取口座の登録」をするメリット
口座を登録するメリットは、今後の給付金申請手続きに必要な口座情報の記入や、通帳の写しが不要になります。
緊急時の給付金や児童手当、年金、所得税の還付金など受け取ることができます。
公金受取口座登録制度は、マイナンバーカードと一緒に国に登録しておく預貯金口座になるイメージです。
2023年2月末までにマイナンバーカードを申請し、「公金受取口座の登録」をすると7500円分のマイナポイントがもらえます。
受け取ったマイナポイントは、キャッシュレス決済(QRコード決済、電子マネー・クレジットカード)のポイントとして使うことができます。
「公金受取口座の登録」のデメリット
デメリットは「公金受取口座の登録」をしても、各種給付が自動的におこなわれないことです。
受け取るための申請手続きは都度必要で、受取口座の手続きがなくなる仕組みです。
2.「公金受取口座の登録」の豆知識
手続き方法が難しい・わからない・機器を持っていない方
手続きが難しい方や対応する機器をお持ちでない方は、お住まいの市区町村役場にて手続きすることができます。
また、マイナポイント手続スポットが全国7万箇所以上ありますので安心して手続き可能です。
マイナポイント手続きスポットの検索は<こちら>
「公金受取口座の登録」申込みしない人はどうなる?
申込みしない方は、従来通り、交付金申請手続きをする必要があります。
「公金受取口座の登録」した口座から税金など引かれますか?
給付金を振込みする制度のため税金等の引き落としはされません。
「公金受取口座の登録」は何が登録される?
登録される内容は金融機関名と口座番号などです。
預貯金などの口座情報は確認されません。
公金受取口座の登録をすると下記の内容が記録されるます。
給付を行う行政機関へ提供される情報
金融機関の名称 | |
店舗の名称 | 本店、支店、出張所等の名称 |
預貯金の種別 | 普通、当座 |
口座番号 | ゆうちょ銀行は記号番号 |
カナ氏名 |
口座情報とともに記録される情報
氏名及びカナ氏名 | |
住所 | |
生年月日 | |
個人番号 | |
連絡先情報 | 電話番号、メールアドレス |
登録の申請等を 受付けた機関名称 | 口座変更の登録、 登録情報の修正・訂正、抹消 行政機関でのデジタル庁への 口座情報の提供の同意を含む |
登録の申請等を 行った年月日 | |
処理年月日 | 公的給付支給等口座 登録簿に記録した年月日 |
登録内容は金融機関名と口座番号などの情報のため、預貯金額の口座情報などは確認されることはありません。
3.マイナポータルでできること
2022年12月現在、マイナポータルにログインすると以下のサービスが利用できます。
行政機関の手続き検索・電子申請
マイナポータルからオンラインで手続きの検索や電子申請ができます。
手続きの検索は、お住まいの地域条件で検索すると、申請可能な手続きを確認できます。
わたしの情報について
国民の特定個人情報(所得税や世帯情報など)は、地方公共団体や国の行政機関が所有しています。
マイナポータルより必要な情報を選んで取得申込みすることで回答を確認できます。
取得できる情報一覧
健康・医療 | ・健康保険証情報(保険社名、記号、番号、枝番) ・薬剤情報(薬局等で受け取った薬の情報) ・予防接種(新型インフルエンザ、四種混合ほか) |
雇用・労災 | ・雇用保険(雇用保険、教育訓練給付金に関する情報) ・労災補償(労働災害、地方公務員災害に関する給付情報) ※年金との支給調整で使用する情報 |
税・所得 | ・税、所得(所得及び個人住民税に関する情報) ・医療費通知所法(医療機関等で支払った医療費情報) |
年金 | ・年金(公的年金の年金資格記録情報、年金支払額などの給付情報) ・年金その他 ※公的年金の給付情報のうち制度間の支給調整に使用される情報 ※年金生活者支援金の情報 |
世帯情報 | ・世帯情報(本人の住民票記録情報) |
こども・子育て | ・児童手当(児童手当の支払額、支給年月日の確認) ・ひとり親家庭(児童扶養手当、自立支援金などの給付情報) ・母子保健(健康診断情報、未熟児の養育医療費の給付情報) |
福祉・介護 | ・生活保護(生活保護に関する情報) ・障害保健福祉(障碍者手帳、療養介護) ・介護、高齢者福祉(介護保険に関する資格、給付情報) |
4.公金受取口座の登録方法
登録前に準備するもの
公金受取口座の登録まえに以下の準備が必要です。
①マイナンバーカードと数字4ケタの暗証番号
数字4ケタの暗証番号は、マイナンバーカードを市区町村で受け取った際に、利用者証明用電子証明書に設定したパスワードのことです。
マイナンバーカードの電子証明書に設定したパスワードを忘れてしまった場合、住民票のある市区町村の窓口でパスワード再設定手続きができます。
②本人名義の金融機関情報(金融機関名、支店、口座番号)
登録可能な金融機関はデジタル庁HPで確認できます。
確認する方は<こちら>
③マイナンバーカード読み取り対応のスマートフォン(又はパソコン・ICカードリーダライター)
・対応するスマートフォン
・対応するOS・ブラウザ
・パソコンでの二次元バーコードを使用したログイン
④マイナポータルアプリのインストール
・パソコン版(ブラウザへのインストール手順)
スマートフォン版はAppStore・GooglePlayで
「マイナポータル」と検索してインストールできます・
公金受取口座の登録手順
公金受取口座の登録方法は、スマートフォン、パソコン、市区町村窓口の3通りございます。
近年はスマートフォンの所有率が高く、マイナンバーカードの読み取りができる機種がかんたんに入手できます。
そのため、この記事ではスマートフォンを使った登録方法を紹介いたします。
①マイナポータルアプリにログインし「公金受取口座の登録・変更」をタップする。
1-1.ログインをタップする
1-2.利用者登録をタップ
1-3.利用者登録とログインをするをタップ
※ログインにはマイナンバーカードと数字4ケタの暗証番号が必要
②「口座情報の確認」画面
2-1.公金受取口座の登録をする
2-2.マイナンバーカードを読み込む
再びマイナンバーカードを読み込み、マイナンバーカードから「氏名、生年月日、住所」を取得します。
2-3.暗証番号の入力
※ログインにはマイナンバーカードと数字4ケタの暗証番号が必要
2-4.口座情報の登録「自動入力」
マイナンバーカード読み取り後、「確認する」をタップし、口座情報の登録へ進みます。
※マイナンバーカードを読み込むことで 自動的に入力されます。
③「公金受取口座の登録について」画面
3-1.口座情報の登録するをタップする
④「口座情報の登録・本人情報入力」画面
4-1.本人情報の入力。
氏名カタカナ、電話番号、メールアドレスを入力。
次へをタップする。
⑤「口座情報の登録・口座情報の入力」画面
5-1.金融機関を入力する。
5-2.金融機関情報を入力する。
⑥「口座情報の登録・確認」画面
6-1.入力内容の確認
問題がなければ次へをタップ。
⑦「口座情報 登録の同意確認」画面
7-1.確認事項の同意
7-2.すべての確認事項に同意するをチェックし登録するをタップ。
⑧口座情報の登録完了
8-1.口座情報が登録完了の場合は手続き完了
8-2.口座情報が登録中の場合は以下の対応をしましょう。
・「申請状況紹介をする」で申請状況を確認します。 ・「メール通知設定をする」でメール通知を受け取るを 希望する場合は設定変更が可能です。
5.【まとめ】かんたんに7500円分のポイントがもらえる
公金受取口座の登録はメリットが大きいので予算がなくなる前に忘れずに申込みすることをオススメします。
他にも、マイナポイント第二弾の「新規取得&利用キャンペーン」、「健康保険証として利用申込み」もあるので、すべて申込みすると20000円分のポイントを受け取ることができます。
ご家族でお申込みなら大きな収入になります。
この機会にマイナンバーカードを申込み、マイナポイント第二弾を活用してみましょう。
マイナポイントの受け取り方法
「公金受取口座登録制」の登録をされた方は、マイナポイントの申請、付与が2022年6月30日からスタートします。
マイナポイントの受取りにはキャッシュレス決済サービスの登録が必要です。
おすすめのキャッシュレス決済サービスは、審査の間口が広いと評判の「エポスカード」と「イオンカード」です。
受取り用のキャッシュレス決済サービスをお持ちでない方はこの機会に申込みしてくださいね!
マイナポイント第二弾実施中 予算がなくなる前にエポスカードのポイントを受け取ろう
エポスカードをお持ちの方はマイナポイントに申込みしましょう。かんたんな手続きで上限5000円分のポイントが付与されます。
記事をかんたんにまとめると下記の内容になります。
【たった10分 】イオンカードを登録するとマイナポイント5000WAONもらえる
マイナポイントにイオンカードを登録・利用で最大5000円相当のマイナポイントが付与されます。
クレジットカード引落としの携帯料金、公共料金、ETCの利用分もマイナポイント対象です。
【わずか3分で7500ポイント】健康保険証利用の申込みはセブン銀行がかんたん便利
最近、テレビでCMされているマイナポイント第二弾。マイナポイントをもらうにはマイナンバーカードが必要です。
マイナンバーカードの普及率をご存知でしょうか?2020年11月で22%、2022年4月は40%を超え、少しずつ国民に浸透しております。
コメント
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